中古車買取ナビ

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  • 買取の前に車チェック
  • 買取価格の相場
  • 査定の前に
  • 高査定のポイント

査定の前に

売るなら中古買取専門店

たとえ1円でも高く愛車を下取ってほしいというユーザーの気持ちとは裏腹に、なかなか理想の額で査定してもらえないケースも多いのが現実だろう。自分が大切に乗ってきた、思い出のたくさんつまったクルマほどその思いは強いはずだ。そんなユーザーの気持ちを第一に考えてつくられたのが、中古車買取専門店である。

ハナテンが昭和40年代に斬新なテレビCMでアピールをはじめたのが、個人買い取りの第一歩だったわけだが、その後さらに買い取りをクローズアップした専門店をオープンさせた。これがとても好評だったため、今では中古車業界全体ですっかり買取専門店もメジャーな存在となってきている。

現在では、クルマを売る対象としてあげられる店舗形態は4つのタイプに大別される。

・認知度が圧倒的に高い新車ディーラーの買い取り部門
・大型中古車販売店の買い取り部門
・買い取り専門店
・改造車やドレスアップ車など需要の限定されるクルマを扱うタイプ別買い取り店

売却に有利な時期

中古車の販売量、つまり需要が伸びる時期には査定額が上がる傾向がある。入学、就職時期やゴールデンウィーク、4WDや1BOX車の場合のスキーシーズン前などだ。

しかし、車の場合は日にちが経てば経つほど価値が落ち、査定金額が低くなっていくので、余り伸ばすとかえって査定金額が下がってしまう。

セダンの場合だと、年間で査定金額の変動は余り無いようだ。

出張買取査定とは

わざわざ、向こうから自宅まで査定に来てくれるサービスだ。経費分で査定金額がマイナスになることは無いようである。

また、向こうから来てくれて、査定をしてくれたからといって、必ずその場で売却しなければならないという事でもないので、様々な業者の見積を取ることをお勧めする。

最終的に条件が良い所を2社程度まで絞る。複数の車買取業者で査定を受けるのが常識となっているので査定をする際は複数にお願いしよう。

買取価格の平均相場を知る

買取の業者の人とそのような話をする際には、近々、またはすぐにでも車を売るという意志を見せておこう。業者の人も売るかどうか分からない方には一生懸命になれない傾向にあるようだ。名刺は後々必要となるので必ずもらっておこう。

店鋪では必ず希望金額を聞かれるか、もしくは書かされるが、やみくもに高すぎても安すぎても相場を知らないという事になるのであまり良くない。

そこで、平均買取り相場のプラスアルファ(価格帯にもよるが15〜50万円位を加算)を希望金額として積極的に伝えてみよう。(最終的に高値で落ち着くための結構重要なポイント)

※平均相場が200万円以上の高額車で程度が良好ならもう少し上乗せしておいても可、いずれにしても中古販売価格の相場をオーバーしないラインで。
※車にはそれぞれの程度といった個体差があり、平均の買取り相場より上がるもしくは下がることがある。

できるだけたくさんの情報を集める

中古車買取店の多くは、買取りだけでなく販売も手掛けているので、ユーザーの依頼で特定の車を探している事や在庫の確保に特に力を入れる時期が度々ある。

そういった機会に恵まれると、通常よりも高値が期待できるので、できるだけ多くの所から査定情報を入手される事をお勧めする。

少しの労力で数十万円も変わってしまったなんてことは出来れば避けたいところだ。

自分の車の相場価格を知る

車の売買では、下準備として車の相場を調べておくことが大前提となっている。愛車の価値を知らないまま、オーナーの無知に付け込むような業者に売却してしまうと、後で泣きをみることにもなる。

現在、最も便利で間違いが少ないのは、インターネットでの無料査定だ。広く公開され、世間の目にさらされているため、査定金額に極端な高低がつくこともない。

大手買取専門店が独自で行なっているものや、一括して複数の業者に査定依頼ができるようなサイトまで様々であるが、いくつかのネットで査定すれば、ほぼ愛車の相場を把握できるはずだ。

インターネットは苦手という人は、電話で直接、買取専門店に聞くことをお勧めする。それでもおおよその相場がわかるだろう。また、ディーラーや中古車販売店に出かけての査定もしておこう。ネットでの査定を含め、複数の査定額を照らし合わせることで、愛車の市場価格の実体が見えてくるはず。

愛車を少しでも高く売りたいのなら、手間ひまを惜しまずにたくさんの情報を入手し、実際に行動することである。ただし、単純に査定額だけで判断するのは賢明とは言えない。条件をよく検討する必要はある。

輸入車などの買取査定は

輸入車が増えてきたと言っても日本ではまだ少数である。価格が高いことに加え、故障しやすいというイメージが強く残っているのも、輸入車の増加を阻んでいるようだ。また、中古輸入車も、修理や定期点検などで維持費がかさむという認識があり、販売は想像ほど伸びているとは言えないものとなっている。

輸入車の買取査定では、これら輸入車の特徴が反映されると同時に、特定の車種に人気が集中する傾向があります。具体的には、BMW、メルセデス、アウディなど、日本で人気のドイツ車の他、コンパクトで乗りやすいプジョーなどで有利な査定が出やすくなる。

反面、マイナーな輸入車の中古車は需要が少ないため査定額は低く、とくにアメ車は顕著である。また、低年式車になると輸入車はさらに厳しく、査定が付かないことも珍しくない。

それでも、最近は大手買取専門店をはじめ、輸入車の買取に積極的な業者が増えてきた。とくに、インターネットの一括査定サービスには、輸入車を専門的に扱っている業者も参加し、人気薄の輸入車にも相応の査定額が提示されるようになってきた。潜在的な輸入車の需要を掘り起こしている面もある。

輸入車と同じような問題は、個性で売っている旧車にもある。20年、30年前の名車と呼ばれたモデルに大切に乗っているユーザーもいるだろう、一般的に、自分の車への気持ちが十分に反映された査定額は無理であった。

今は、ネットの一括査定などを利用することで、意外な高値が付くこともあります。旧車でも、とくにマニアが欲しがるようなモデルであれば、ネットの査定を試してみてはどうだろうか。

メーカー系列買取専門店

車買取専門店が急成長してきた背景には、それだけユーザーからの支持が高いという理由がある。愛車をディーラーに下取りに出すよりも、買取専門店に売却した方が得という事実だ。

そのような状況を踏まえ、各メーカーも系列の買取専門店を展開しはじめた。新車販売は微妙に中古車市場から影響を受ける。中古車価格が新車の営業戦略を左右するためだ。メーカーも中古車市場を放置しておくわけにはいかないということだろう。トヨタは「T-UP」、日産は「カウゾー」のネットワークを広げ、自社の車を中心に買取を展開している。

一般的に、メーカー系列の買取専門店は、それぞれのメーカーの車の査定を高く設定する傾向がある。というのも、中古車の査定が高いことは新車の価値を維持し、ユーザーの購買意欲を高めると同時に値引き幅の拡大を抑える目的もあるためである。

とは言え、一般の買取専門店との査定額の比較はぜひ行いたいものだ。どちらに売却するかは、結果を見てからでも遅くは無い。


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